日頃からよそ見にお付き合いいただいている木黄氏がクルマ大好きで、東京モーターショーへ行こうということになった。自分もクルマはどちらかと言えば好き(でも電車の方がもっと好き☆)だし、東京モーターショーと言えば晴海時代から一度は行って見たかったこともあり、二つ返事で幕張メッセへついていった。

オレのモーターショーのイメージは写真のような感じだったんだけど(ベタですみません)、これは随分昔のステレオタイプなんだなと知ったのは他の展示をいろいろ見てから。
最近は外車は来ないし若者はクルマなんて見向きもしないし業績もなかなか上がらないし…と、各社のとまどいがブースのデザインに露骨に出ているというのは大変興味深かった。ある会社はできるかぎりボードでの説明を充実させて人件費を削減したり、ある会社はブースの装飾を極力はしょって自社の車を全部持って来てみたり…。

しかし、一番印象に残ったのは何を隠そうホンダのブースだ。ここだけ異様なほど消費者目線の作りになっていて、ブース周りに大きく掲げられたクルマへの疑問文がひときわ目を惹く。そして、ステージでは30分と置かずに常にショーが繰り広げられていて、若い男女のアクターさん(女性だけじゃないということに、またビックリ)が大画面に映し出されるイメージ映像と移動式パネルに合わせて踊りながら、ホンダの描く未来のクルマ社会像を見事に表現していた。生活の中でクルマがどう進化していくのかが一番よく理解できたし、何よりも見ていて楽しく明るい希望が持てた唯一のブースだったと言っても過言ではないだろう。

あ、ワタクシの出番?とご出勤のASIMOさんです(笑)。そういや性別はどっちなんでしょうね。
加えて印象に残ったのは、軽自動車の台頭と進化。正直ハイブリットカーよりもインパクトがあった。どの軽自動車も大きくて頭がつかえない(←座高が高いオレにはこれ重要)し、何より質感が昔の軽自動車とは比較にならない程豪華。それこそ誰か(部屋がきれいな)友達(限定!)の部屋にいるような、快適でおしゃれな時を過ごせそう。せっかく乗るのならやっぱりいい時間を過ごしたいから、これは多少車両価格が高くなっても重要だな。
しかし気になるのが入場者数。今年は去年と比べて半減してしまったらしい。昔の晴海のモーターショーでは、まさかこんな展開になるとは思いもよらなかったであろう。正直、東京圏ではもうクルマの需要は見込めないと思うから、いっそ「日本モーターショー」として、毎年地方を巡回してはどうだろう。クルマの需要があるのは圧倒的に地方だし、今年はモーターショーがやってくる!とあちこち活気づくのは悪くない話だと思うのだが。さてはて、来年はどうなることやら。